GMOペパボで働く西 涼那さん

卒業生
2024.9.19

自己紹介

2024年3月に法文学部法経社会学科地域社会コースを卒業し、同年4月にGMOペパボ株式会社に入社しました。

GMOペパボは、ホスティング、EC支援、ハンドメイド、金融支援、AXといった多岐にわたる事業を展開しています。ECサイトを簡単に構築できるサービスやオリジナルグッズの作成・販売サービスなどを通じて、個人や企業がインターネットを利用して表現やビジネス活動を行うことをサポートしています。

EC事業部にて、お客様対応やECサイトについて学び、現在はAX事業において、お問い合わせ対応AI導入支援サービス「GMO即レスAI」に携わり、会話型AIの設計を行っております。

在学中の経験や学び

在学中に最も力を入れたのは、酒井ゼミでの活動です。ゼミでは、多文化共生や地域活性化に関するプロジェクトに取り組み、鹿児島県大崎町での調査や地域との交流を行いました。特に、大崎町における外国人技能実習生と地域住民との関係について調査し、地域包摂の在り方を探求しました。

また活動の一環として、私たちは「茶いっぺくいやい」という企画展を開催しました。これは、これまでのインタビューやまち歩きの経験をまとめた展示イベントで、地域の方々に向けて私たちの研究成果を発表しました。さらに、FMおおさきのラジオ番組にも出演し、活動内容や大崎町の魅力について話す機会をいただきました。このような実地での経験を通じて、理論だけでなく、現場での実践やコミュニケーションの重要性を学びました(詳細はこちらの記事をご覧ください)。

大崎中学校で行ったキャリア支援講座は特に印象に残っています。この講座では、「大学生活とはどのようなものか」をテーマに、中学生に将来について考える機会を提供しました。中学生たちは、私たちの話に熱心に耳を傾け、講座の中でも多くの質問をしてくれました。さらに、休み時間にも積極的に話しかけてくれ、大学生活についての疑問や、彼ら自身の将来像について深く考えていることが伝わってきました。

中には、大学進学を考えていなかった生徒も、私たちの話を聞くことで、進学の可能性について改めて考え直すきっかけを得たようです。講座を通して、中学生たちに「大学に進む道もある」「新しい世界が開ける」という気づきを与えることができたと実感しました。このように、教育の場で直接的に生徒たちの成長に貢献できた経験は、私にとっても大きな学びとなりました(詳細はこちらの記事をご覧ください)。

現在の仕事

私は現在、GMOペパボ株式会社に新設された事業開発部で、AXチームの一員として働いています。AXチームは、AI技術を活用した新しいサービスの開発を担っており、主に中小企業向けの顧客対応支援を行っています。

具体的には、AIによる問い合わせ対応を自動化し、企業の生産性を向上させる「GMO即レスAI」というサービスの導入支援を担当しています。このサービスは、限られたリソースで迅速かつ高品質な対応を実現するため、特に中小企業の社内外の問い合わせ対応の効率化を目的としています。また、AXチームでは、次世代のリーダー育成にも力を入れており、私もこのプロジェクトを通じて成長し、将来のリーダーシップを発揮できるよう日々努力しています。

今後に向けて

今後は、AI技術を活用したサービスをさらに進化させ、事業者やクリエイターのニーズに応じた新しいソリューションを提供していきたいと考えています。また、クリエイターがより自由にアウトプットを表現できる新たな手法は何かを考え、支援していくことが目標です。これらの活動を通じて、GMOペパボのミッションである「人類のアウトプットを増やす」ことに貢献し、私自身も次世代のリーダーとして成長していきたいと思います。常に新しいチャレンジを続けることで、組織全体の成長と発展に寄与し、より多くの人々に価値を提供していきたいと考えています。

現役生にひとこと

大学生活は本当にあっという間でした。社会人になってからできることはもちろん増えますが、大学生の時にしかできないこともたくさんあると今感じています。やりたいことは全部やるくらいの気持ちで過ごしてみてください!

大学は、勉強や学びの場でもありますが、自分のやりたいことやしたいこと、これからどうなりたいのかを見つける場でもあると思います。たくさんの興味や関心を広げるきっかけを作ってみたり、友達や先生との交流を通じて新たな視点を得ることも大切です。今しかできないことに積極的に挑戦し、悔いのない学生生活を送ってください!