卒業生の研究論文が英国の学会誌に掲載されました
人文学科 人間と文化コース(心理学コースの前身)卒業生の佐々木瑛理さん(2019年度卒)と冨田結莉さん(2018年度卒)の卒業論文を基にした研究論文が、英国王立協会のオンラインオープンアクセスジャーナルRoyal Society Open Scienceに発表されました。
Sex differences in vocalizations to familiar or unfamiliar females in mice
Eri Sasaki†, Yuiri Tomita† and Kouta Kanno
†These authors contributed equally to this work.
https://royalsocietypublishing.org/doi/10.1098/rsos.201529
マウスの音声コミュニケーションである超音波発声に関し、見知らぬ個体や親密個体に対する声の特徴の雌雄差を研究しました。冨田さんの卒業論文では雌の発声に焦点をあてて研究を行いました。その翌年、佐々木さんが別の目的・仮説で雄の発声の研究を行いましたが、予想に反する結果となり、しかしそれは冨田さんの卒論の結果と合わせ考えることで意義が深まることに気付きました。そこで、佐々木さんが追加実験を担い、本論文の投稿に至りました。
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