人文社会科学研究科のアンニさんがエフエム鹿児島に出演しました
11月29日(日)夜に放送されたエフエム鹿児島のラジオ番組「月ぬ夜ぬ音楽院」に、鹿児島大学大学院人文社会科学研究科博士後期課程のアンニさんが出演しました。「月ぬ夜ぬ音楽院」はエフエム鹿児島で2ヶ月に1度放送される奄美島唄の番組で、島唄研究家で鹿児島純心女子短期大学名誉教授の小川学夫さんと奄美島唄の唄者・永志保さんがパーソナリティーを務めています。
アンニさんは中国でたまたま唄者の朝崎郁恵さんの歌う「おぼくり~ええうみ」をネットで聞いて衝撃を受け、卒論のテーマに島唄を選んだこと、その過程で本学法文学部の梁川英俊教授の論文を読み、鹿児島大学に留学する決心をしたことなどを語り、中国の民謡と奄美島唄との共通性などの話題について触れたあと、「将来的には島唄に限らず新民謡も含めた奄美の歌謡史を研究したい」と目下の目標を語りました。また、永志保さんの囃子で、自ら三味線を弾き、解説も加えながら島唄の名曲「雨ぐるみ節」の歌唱を披露しました。
アンニさんは2018年の第24回朝花節大会で最優秀賞を受賞しています。