法文学部の学生が平成30年度鹿児島大学商工会議所会頭賞を受賞しました
法文学部経済情報学科の古藤優華さん(平成31年3月卒)が、平成30年度鹿児島大学商工会議所会頭賞を受賞し、3月25日(月)の卒業式において表彰されました。この賞は鹿児島商工会議所との包括連携協定に基づいて平成30年度から創設され、地域の活性化につながる優れた取り組みを行った学部在籍の最終年次の学生に授与されるもので、古藤さんは栄えある第1回の受賞者となりました。
古藤さんは、ゼミで培った地域ブランドの知識を武器に、九州経済産業局が開催した「第1回九州地域ブランド総選挙」において、鹿児島代表のチームリーダーとして参加し、2か月間、毎日インスタグラムで川辺仏壇を紹介しました。平成30年3月9日に大分で開催された最終審査(上位10校)に残り、川辺仏壇の魅力と今後のビジネスプランについてプレゼンを行いました。ブランド総選挙後も川辺仏壇協同組合と地域・大学との連携を図る取組を続け、組合と鹿大との共同企画「仏壇 鹿大コラボ展」の企画・実施の仕掛け人・中心的メンバーとして活躍しています。これらの取組については、2度にわたり南日本新聞で紹介されて、MBCラジオの「みんなで作る みんなのラジオ peoples」にも出演して、川辺仏壇の魅力や職人の技を紹介し、鹿児島の地域ブランドの普及・啓蒙に貢献されました。
埋もれかけている感のある地域の技術・資源を大学生という若い感性で再発見し、世間に訴え、自らも「川辺仏壇学生サポーター」という肩書で名刺を作り、展示品フェアー等に従事し、販売店や流通業者と幅広くつながった功績が高く評価されました。