マスコミ論Ⅰ・マスコミ論Ⅱ

「マスコミ論Ⅰ」と「マスコミ論Ⅱ」は、鹿児島に拠点を置くマスコミ13社と連携して行われる授業です。2023年度以前は、「マスコミ論」・「マスコミ論演習」として開講されていましたが、2024年度から、科目名と授業形態が刷新されました。

「マスコミ論Ⅰ」では、日本のマス・メディアの歴史やマス・コミュニケーション研究における知見、現在のマス・メディアの現状と課題について、講義形式の授業が行われます。また希望者は、授業時間外にマスコミ各社の制作・報道現場を見学することも可能です。

「マスコミ論Ⅱ」では、鹿児島に拠点を置くマスコミ13社の担当者が、それぞれの社に関する紹介を交えながら、新聞社・通信社・放送局の役割と関係、記者・アナウンサー・キャスターの仕事、地域メディアの役割や今日的課題について、報道現場の経験を踏まえて講義します。

これら二つの授業を通じて、学生には、マスコミの役割、意義、課題を学び、社会の仕組みを知る一助となることが期待されます。

授業に協力してくださっているマスコミ13社

読売新聞鹿児島支局 朝日新聞鹿児島総局 毎日新聞鹿児島支局 南日本新聞
南海日日新聞 共同通信鹿児島支局 時事通信社鹿児島支局 西日本新聞社鹿児島総局
MBC南日本放送 KTS鹿児島テレビ KKB鹿児島放送 KYT鹿児島読売テレビ
NHK鹿児島放送局

現場見学受講者の声(2024年度前期)

KYT鹿児島読売テレビ「報道番組制作の現場見学」

今回のKYTさんへのテレビ局見学はとても興味深く、貴重な体験でした。普段見ることのできない舞台裏や制作現場を見ることができ、多くの気づきがありました。

まず、最新機材の活用に驚きました。例えば、スイッチャーによって、大人数をかけなくても、様々な機械の操作が可能であったことが印象的でした。また、放送の裏側には、たくさんのスタッフの努力があることを知りました。ディレクターやカメラマン、音声スタッフなど、各自の役割が重要であり、相互に協力することはもちろん、互いに連絡し、情報共有することが大切だと理解できました。

特に、収録の際には、緊張感と集中力が必要だということが印象的で、出演者やスタッフが一体となって取り組んでいる姿を見て、チームワークの大切さを感じました。

最後に、テレビ局見学を通じて、メディアの力や影響についても考えさせられました。情報を発信する側として、責任が伴うことを改めて感じました。この経験をもとに、今後の視野を広げていきたいです。

南日本新聞社「深夜の紙面編集、新聞刷出し工程見学」

先日、南日本新聞さんにお邪魔して現場見学をさせていただいた。

社内は大勢の社員の方々が深夜にもかかわらず右往左往しており、紙面のレイアウトを考えたり、打ち合わせを通じてよりよい新聞にしようと努めている姿を目の当たりにして、新聞とは当たり前に我々の日常の一部にあるものだがその製作工程はまさに記者や社員の方々の努力の結晶なのだと感じた。

また、実際に新聞が印刷される工程を見学することができたが、大きな機械が何台も稼働していたり、自動で機械が工場内を動き回っている姿は迫力満点であり、とても有意義な現場見学をすることができた。

また今回社員の方のお話を聞く中で、ミーハーでも構わないから様々な分野に興味をもてる積極的な人材を求めていると仰られており、自分に該当する部分があると感じたため今後の就職活動に新聞業界も視野に入れてみようと思った。

今回の経験は私の将来に大きな影響を与える気がしており、本当に参加できてよかった。

MBC南日本放送での現場見学の様子(2024年度前期)
卒業生の声についてはこちらからご覧いただけます。
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