ecommitで活躍する濱津綾乃さん
濱津綾乃さんは2015年3月に人文学科(現在の多元地域文化コース)を卒業。在籍中はカナダへの私費留学や海外研究会でのバックパック渡航、異文化交流に取り組みました。
大学の外では鹿児島のベンチャー企業でのインターンや、ファシリテーションを学んだりも。学内外で多岐にわたる活動をしてきました。
卒業後は薩摩川内市にある環境ベンチャーのecommitに入社。当時新卒採用ははじめてだったとか。現在は海外営業部マネージャーとして、リユース品の海外販売に従事しています。
新型コロナウィルス感染拡大以前は東南アジア各国やアラブ首長国連邦等に渡航し、新規顧客開拓や中古衣類の選別指導で2週間工場滞在等も行いました。
大学時代に学んだことで実社会で生きている経験としては、卒業論文執筆のための調査方法と論文を書くための論理展開の方法があると言います。考え方としてはマーケティング・リサーチと通じるところがあるとのこと。また海外のクライアントとの話題やチームをマネージメントする際は、アドラー心理学のベースの知識や共通教育から専門科目で一般教養として学んだことは大きかったとも話しています。
【法文生へのメッセージ】
学生時代に出会ったサークルの同期や学外で出会ったインターンの仲間、社会人の方々とは卒業後7年経った今でも良き友人として連絡を取り合っています。
学内外で、同じ興味や目標を持った良き仲間に出会える時間や機会がたくさんあると思うので、是非そこに参加して、自分の関わる社会の範囲を広げてみてください。
新たな視点、価値観への気づきと学びは、いつも様々な人との出会いをきっかけに生まれたな、と思い返しています。
また、文系の学問は、一部の分野を除いて将来の仕事の内容に直結する、という機会は少ないと思います。
でも、役に立つかは分からないけれど自分が好きなことや興味のある学問を一度突き詰めて学んでみるという時間は今振り返るととても贅沢ですし、そこで得た知識によって人生が楽しく、より豊かになる!と私自身は感じていますので、ぜひ興味を持ったことをひたすら追求する、という時間を作ってみてください!