顔素敵=カオス的国際交流

教員:
2022.11.28

2022年10月27日の午後4時10分から、地域社会コースの片桐資津子教授が担当する社会学ゼミは、かごしま国際交流センター2階の和室、調理室、オープンテラスにて、ハイブリッド型の国際交流を開催しました。
それは遠隔型と対面型が15分ごとに同時進行するというカオス的かつ顔素敵になれるものであり、複雑で混沌とした楽しい集まりでした。ゼミ生達が恥ずかしがっている時間がないほどアクティビティが詰まった国際交流として設計されました。

この企画は3年の森文香さん、2年の谷明香里さん、2年の谷口智紀さんの3統括が仕切りました。
留学生の動員については酒井ゼミ3年の松原大剛さんに手伝って頂きました。
調理室での活動時には鹿児島に詳しい素敵なご婦人キヌ子さんにご協力頂きました。

この時の様子は、2022年11月21日付で地元紙の南日本新聞で紹介されました。


対面参加者は片桐ゼミ2年生6人、3年生5人、4年生1人、酒井ゼミ3年生1人、留学生10人、調理室を支援してくれたキヌ子さん、担当教員の合計25人。
遠隔参加者は湖南農業大学で日本語を学ぶ3年生4人、4年生1人、専任講師の何環先生の6人。
対面参加の留学生の出身はブラジル、中国、タイ、台湾、ペルー、インドネシアでした。

この企画の趣旨は以下の通り。 
・多様性(Enjoy Diversity)
様々な国籍の人が集合し、楽しいプチ企画をカオス的に進行
・開放(Open up Our Hearts)
非日常空間で自己をオープンマインドにし、先入観から脱却し、自己再発見と人柄模索を目指す
・談笑(Friendly Conversation)
異質な他者同士が深く交流あい、鹿児島の地域性を知り卒論のストラクチャーに活かす、学びを深める

参加学生ごとのタイムライン
場所ごとのタイムライン

まず遠隔型では、本学の大学間学術交流協定校である湖南農業大学(中国湖南省長沙市)の学生5人(リーダーは陳利、参加者は陳珊、鄭愛然、李晶晶、曹曄)とZoom国際交流ゼミを開催しました。
テーマは、日本のアニメから日本社会を語る。

遠隔型と同じ時刻にスタートした対面型では、本学の留学生10人と学生13人が、カオス的に進行する15分間のプチ企画のオンパレードを楽しみながら、顔素敵になり、留学生たちと交流しました。
ゼミ生たちは次のようなプチ企画を8つ準備しました。どのプチ企画を行うかについては、当日にその場でくじ引きで決めました。

日本語版チラシ(制作者:濱根)と英語版チラシ(制作者:井上、監修:森)

後日、ゼミ生からは「拙い英語ですが通じた時の喜びは一入でした」「料理対決が特に印象的でした」「カオス的な状況に慣れていくにつれて楽しめるようになりました」「雑談が楽しかった」「皆さんとの距離がより近くなりました」「思ったより聞き取れたし英語も伝わったため自信になりました」「カオスの中に思いやりがあると安心して楽しめることを学びました」「“のびしろ”しかない!」といった感想が聞かれました。

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