社会学ゼミ2年生ファイブが企画して開催した“座ックリ”国際交流会

教員:
2022.2.2

2022年1月13日の午後4時10分から、法文学部の片桐資津子教授が担当する社会学ゼミのゼミ生8人は、本学の大学間学術交流協定校である湖南農業大学(中国湖南省長沙市)の学生8人とZoomを使って国際交流会を開催しました。今回は3回目。

ゼミ担当教員からゼミ生達へのリクエストは「まだ誰もやったことがないような、誰も見たことがないような、そんな国際交流ゼミをやりましょう」というものでした。

本番に向けて、ゼミ2年生5人のリーダーシップのもと、両国の学生たちがSNSを駆使して準備しました。全体総括は森さん、チラシ制作担当は構田さんと森さん、動画活用アイデア担当は井上さんと野口さん、ディベート担当は原田さん、木村さん、佐藤さん、新アイデア担当は北さんと森さんでした。

交流会では「国を超えて“Z世代”の今がわかる座談会・CLIP(座ックリ!!)」と題して、日本語で話し合いました。第Ⅰ部では、スライドによる自己紹介、第Ⅱ部ではディベート、そして第Ⅲ部では動画クイズ大会を行いました。大変有意義な交流会になりました。

参加した中国の学生からは「自己紹介の準備から国際交流ゼミ終了まで、中日双方が打ち合わせを重視しました」「国際交流ゼミのプロセス設計が整っていて、参加度が高く、誰もが発言できるようになっていました」「準備段階で日本側の皆さんと交流ゼミの流れについていろいろ相談する過程で、皆さんの優しさと思いやりを感じました」「ディベートの時、いくつかの共通の社会問題に対して、若者である私たちが同じ関心と責任感を持っていることを知りました」「これから日本の大学生ともっと交流する機会があればいいな」等といった声が聞かれました。

ゼミ生からは「今後もSNSや交流会で、また皆さんと会話したい」「中国の学生さんのパワーに圧倒されっぱなし」「母国語ではないにもかかわらず、何とか自分の考えを伝えようとする姿、僕も見習いたい」「この交流ゼミをきっかけにもっともっと中国の学生さんと仲良くなり、お互いに刺激を与え合う関係を築いていきたい」「交流会は2年生が中心に企画をしてくれたが、楽しい企画が多くとても充実した時間でした」「Z世代同士のとてもアクティブで有意義な会になりました」「今回の経験を卒論にも活かせるように頑張りたい」等といった感想をもらいました。

後日、絵を描くのが得意な中国の学生、孫長紅さんに依頼して、国際交流ゼミの様子をデジタル絵画2枚で表現してもらいました。ゼミ生たちは「ディベートのテーマが一目でわかる良い絵です」「素敵なイラスト、素晴らしいです」「キャラクターが可愛いです!」「とてもポップで内容もわかりやすいです」と大絶賛!

また、ゼミTwitterでは、雑談から盛り上がった中国の甘い牛乳についてのツイート中国の学生の積極性に感謝するツイートゼミ生がネットワーク不安定を自力で乗り切ったことを楽しく称えるツイートがアップされました。

湖南農業大学人文外国語学院日本語学部で専任講師を務めておられる何環先生は「頑張って日本語で交流する中国の学生の様子を見てやや感動を覚えました。国際交流ゼミのやり甲斐を感じました」とおっしゃいました。今後の展開が楽しみな国際交流になりました。