鹿児島県庁で活躍する小畑夏美さん

卒業生
2021.10.28

法政策学科(現:法学コース)を卒業後、2015年に鹿児島県庁入庁。 姶良・伊佐振興局県税課での個人事業税や法人三税などの課税業務等担当から、市町村に対する行財政支援や国との調整等をする総務部市町村課を経て、2020年より総務部学事法制課に所属。現在は、法制分野の係で条例・規則等の審査を担当中。

学生時代

学生時代は、勉強だけでなく、サークル活動や塾講師、居酒屋、派遣等のアルバイト経験も多数された小畑さん。社会人になる前に様々な業種を経験することで、自分の向き不向きやしたいことがわかり、今後の進路を考える上で材料になったそうです。サークル活動では、いろいろな学部の人やOBの方と接するので、人脈が広がったとも話してくれました。

大学卒業後

県庁では、初任地が出先機関の県税課配属となり右も左もわからない状況だったそうですが、大学時代に租税法のゼミ(鳥飼先生)を専攻し、税についての基礎知識が少しあったことで業務に早く馴染むことができたとか。また、県庁では、一般の方や小学生向けの租税教室の講師、新規採用職員向けの地方自治制度に関する研修の講師、県の広報番組では、新型コロナウイルス感染防止対策実施宣言ステッカーの広報活動の経験も。こうした取り組みでは、塾講師のアルバイトで人の前に立って説明するという経験が役に立ったと話してくれました。

【法文学部生に対するメッセージ】
法文学部は、法律から経済、人文など、広い範囲の学問を学ぶことができ、様々な分野に触れることで、将来の選択肢や可能性、視野を広げることができる学部だと思います。
私自身、法文学部で多くの分野を学ぶことで、自分のやりたいこと、向いていることに気づけたと思っています。
また、大学時代は、学内外で多くの仲間に出会える時期です。様々な価値観・考え方を持つ仲間から刺激をもらったり、同じ目標に向かって一緒に頑張ったり、大学時代に出会った仲間は、私にとっての財産です。
多くの仲間とたくさんのことにチャレンジし、自分の可能性や選択肢を広げて楽しい大学生活を送ってください!