自治体政策論ゼミが特産品のブラッシュアップに参加
自治体政策論ゼミ(崎野ゼミ)では、さつま町に関する地域創生ワークショップとして、地域ブランド「薩摩のさつま」の事業者の商品ブラッシュアップに取り組みました。
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ゼミでは、まずさつま町や地域ブランド「薩摩のさつま」について学んだあと、2チームに分かれ、現地視察やマーケティング調査を行い、いかにして商品を手に取ってもらうかという点に主眼を置いて、新たな商品パッケージを考えました。
令和6年1月16日の最終発表では、各チームが検討したパッケージの提案プレゼンを行い、事業者だけでなく、さつま町役場や「薩摩のさつまブランド推進協議会」の方にも聞いていただきました。
今回の取り組みを通じて、特産品PRや情報発信のあり方について、実践的に学ぶことができました。
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学生の感想
これまで関わりのなかった町での活動に、少し不安があったが、事業者の方や地域おこし協力隊の方など地元の方々が温かく迎え入れてくださったおかげで、「もっとさつま町を盛り上げたい」と思いながら活動をすることができた。
現地視察や事業者の方のお話を通して、ブランド認証への思いや商品のこだわりなどを体感することができた。また、マーケティング調査の中で、地域の方の人の温かさに触れることもできた。この体験は、地域に根ざしたフィールドワークが行われる自治体政策論ゼミならではだと感じた。
パッケージ提案の発表が終わった後、町役場や事業者の方々から、「学生の発想力や熱量のおかげで認証品がより良いものになりそうだ」と言っていただいたことがとても嬉しく、決して楽なことばかりでははかったが、頑張って良かったと思った。
何かをデザインすること自体が初めてで、何が正解か分からない中で、グループのメンバーや事業者の方と議論や試行錯誤を重ねながら、パッケージを考案した。アンケート調査を実施して、見えてきた課題や一層強調したい点をパッケージの中にうまく盛り込むことができたのではないか。形になり始めた時は嬉しく、徐々に作り上げていく過程は物凄くワクワクした。