かごしま県民大学中央センターと共同研究報告書を発刊
産学・地域共創センターの生涯学習部門は、かごしま県民大学中央センター(以下、中央センター)と「人口減少時代における鹿児島県社会教育・生涯学習の調査体制確立に向けた基礎的研究」に本年度取り組み、2020年1月に報告書を発刊しました。
この共同研究は、法経社会学科地域社会コースの小栗准教授、金子准教授、酒井准教授、農中准教授(小栗・酒井は生涯学習部門を兼務)が、中央センターと2018年度に開始した任意の勉強会がきっかけとなっています。共同研究は、長寿化やsociety5.0などの社会変化を含む人口減少時代における鹿児島県の社会教育・生涯学習の課題とニーズについて的確に把握し、鹿児島県として実質的かつ効果的な生涯学習の推進のために不可欠な調査体制の確立を目指して取り組まれました。
今回は中央センターが取り組む「ふるさとおこしリーダー育成講座」に参加した市町村自治体や受講者、そして事業実施主体としての中央センターを対象に、聞き取り調査や既存資料の収集・分析を協働して行いました。
今後も中央センターと継続して共同研究を進めながら、調査・研究結果に基づいた市町村の課題解決支援となる教育プログラムの開発や情報提供等を実施していく予定です。