自治体政策論ゼミと芸術文化デザイン論ゼミが霧島国際音楽祭の取組みを視察

2019.7.30

 地域社会コースの自治体政策論ゼミ(本田 豊洋 准教授)と芸術文化デザイン論ゼミ(井原 慶一郎 教授)は、7月21日(日)に現在開催中の第40回霧島国際音楽祭の取組みを合同で視察しました。
 当日鑑賞したアニバーサリー・ガラコンサートでは、様々な国内外のアーティストによる素晴らしい演奏を堪能したのはもちろんですが、特にグラフィックアート、神楽及びクラシック音楽を融合させるという斬新な取組みに驚かされました。
 コンサートの前後には、会場である霧島国際音楽ホール(みやまコンセール)の森山 健二 副館長や、当音楽祭を県と共に主催する公益財団法人ジェスク音楽文化振興会の堤 正浩 専務理事による御案内や御説明を受けることにより、レッスン室や事務局などの音楽祭の舞台裏を見学し、当音楽祭の歴史や特徴、地元との関わりなどを学ぶことができました。実際にホールのステージに立って精巧に設計された音響を体感するという貴重な経験もできました。
 さらにコンサート後には、地元の方々による手作りの料理が振る舞われるビュッフェパーティにも参加しました。地元食材をふんだんに使った数々の料理を味わいながら、当日のグラフィックアートを手がけられた霧島アートの森の 河口洋一郎 館長(東京大学名誉教授)をはじめとする様々な方々とも、楽しく懇談することができました。
 今回の取組みにより参加した学生一同は、緑あふれる霧島の地で世界各国のアーティストや行政、民間、地域の方々が一体となって一流の音楽祭を運営することにより、文化振興、国際交流が図られるだけでなく、観光振興やシティセールスなど様々な観点からの地域活性化が図られていることを学ぶことができました。
 現在開催中の霧島国際音楽祭の詳細については、下記リンク先のページを御覧ください。
 http://www.kirishima-imf.jp/index.html

当日のグラフィックアートを手がけられた霧島アートの森の 河口洋一郎 館長 と参加者一同で記念撮影