自治体政策論ゼミが紫尾温泉の魅力向上に向けた取組に参加
自治体政策論ゼミ(崎野ゼミ)では、さつま町と鹿児島銀行の協働によるローカルブランディング事業、紫尾温泉の魅力向上に向けた取組に参加しました。

ゼミでは、まずさつま町や紫尾温泉、アイデアの生み出し方についてゼミにおける座学で学んだあと、4チームに分かれ、現地視察や文献調査を行い、いかにして紫尾温泉に訪れていただくかという点に主眼を置いて、紫尾地区へ提案するプランの作成に取り組みました。
令和7年1月21日の最終発表では、各チームが提案プレゼンを行い、さつま町役場や紫尾地区役員の方に聞いていただきました。
また、最終発表において代表に選定されたチームは、鹿児島県立薩摩中央高校における「ちくりん学」総探活動研究発表会(令和7年1月28日)に参加し、高校生や地域の方を前に、検討した提案「紫尾温泉にあかりを灯そう~紫尾天の川絵巻~」を発表する機会をいただきました。
今回の取り組みを通じて、地域活性化やアイデアの生み出し方について、実践的に学ぶことができました。






学生の感想
チームで何度も柴尾温泉を訪れることで新たな魅力を発見することもできた。自らが主体となって地域活性化について考えることで、柴尾温泉への愛着も増していった。
実際に現地を訪ねて聞きとりを行い、地元の声を聞いて提案を考えたことから、現場を見ることの重要性を学ぶことができた。また、地域の特色に目を向けてまちづくりを考えるきっかけにもなった。
自分達で課題を見つけるところから始めるプロジェクトだったため、どこに着目するかや、他県にどんな類似事例があるのかなど、様々な方向から解決策を考えることができ、新たな視点を知ることができた。
代表者に選ばれ、薩摩中央高校でも発表させていただいたことが貴重な経験となった。プロジェクトを通して紫尾地区の方々の想いに触れ、地域活性化の魅力を改めて実感した。