「自治体政策論」で尾脇雅弥垂水市長の特別講義を実施

教員:
2024.7.31

前期の講義「自治体政策論」では、令和6年7月9日に尾脇雅弥垂水市長の特別講義を実施しました。

講義では、「垂水市の未来変革」と題し、市の財政状況の改善に始まり、「笑顔あふれるまち」「安心なまち」「潤いのあるまち」の3つのまちづくりの目標に沿って、水産物の販路拡大、海外観光客の受け入れ、子ども医療費無料化・窓口負担ゼロなど具体的な施策についてお話をいただきました。

また、講義後には、本学受講生から「6次産業化の推進」や「学校給食費無償化」など施策の詳細ついて質問させていただき、それぞれ丁寧に御説明をいただきました。

尾脇雅弥垂水市長の講義

「自治体政策論」では、鹿児島県の現状や課題、実施されている行政施策について、実例の紹介を交えながら、学習を行ってきましたが、実際に地方行政のトップとして、現場や地域住民と向き合っている方から話を聞くことで、更に理解を深めることができました。

受講後の学生の声

千本イチョウの話が印象的だった。行政と街の住民が共同して街の活性化に取り組んでいることはとても素敵だなと感じた。

講義を受けて垂水市のイメージが歴然と変わった。市長の話を聞く中で、市長がどれだけ市民の気持ちを考えて日々取り組まれているかがひしひしと伝わってきた。

借金を減らしながら貯金を増やすというのは節約、我慢をした結果だというイメージだが、暮らしやすいまちづくりを実現しながらも財政状況を改善していったことに驚きました。

「運をつかむ」という話が印象に残った。これから、就活や資格勉強などで壁にぶつかることがあると思うが、その時は思い切って一歩踏み出して、一所懸命努力する姿勢を大切にしていこうと思った。