国際交流イベントPOTATO SALAD BOWLを開催!!
2023年12月2日(土)、午後4時から3時間半、社会学を学ぶゼミ生13人は、北大生と北大留学生から成るグループで、2ヶ月間をかけて共同制作した6つの“Something”を共有するため、鹿大会場(法文棟1階ラコモ)と北大会場(北海道大学の情報教育館3階スタジオ研修室)をZoomでつなぎ、遠隔対面ハイブリッド方式で、国際交流イベントPOTATO SALAD BOWLを開催しました。
鹿大会場ではゼミ2年生7人(うち1人は別の場所から遠隔参加)と他ゼミ3年生1人が参加しました。一方、北大会場では、北海道大学で2023年度後期開講のInternational Comparison of Subculturesの受講生17人(うち留学生は5人)、そして社会学を学ぶゼミ3年生6人が参加。ゼミ3年生は、ゼミ担当教員と一緒に北大会場に出張しました。その出張費用の一部は「令和5年度 法文学系における教育研究特別経費助成事業」からの助成を受けました。
このチャレンジングな国際交流会は、北海道大学 高等教育推進機構 国際教育研究部 特任講師の肖蘭先生のご協力のもと実現しました。
6つのグループのSomethingは、こちらです。
6つのグループのSomethingは、それぞれこんな様子でした(写真コメントは、鹿児島大学側のリーダーによるものです)。
6グループすべての発表が終わった後、Awardの投票を実施しました。
投票の結果、Award賞品を獲得したのは、グループ名 ”a-silly-ginger-one”の5人でした。
北大生とゼミ生からは、後日、こんなコメントがありました。
北大生からのコメント(レポートより、一部抜粋) |
共同作業は大変でしたが、非常に鍛えられて、チームワークカ、問題解決力、マネージメントスキル、創造性が向上したと思います。 |
異文化や行動特性の違いは、異なる国の人々だけでなく、鹿児島と北海道の人々の間でも存在することに気づきました。 |
リーダーの役割はグループメンバーの意見をまとめ、ゴールがズレたり、見えなかったりした場合に修正することだと感じました。 |
様々なバックグラウンドを持つ学生と協働できたからこそ、クリエイティブなものができたと思います。 |
一方的ではなく、ゲームやクイズ、質疑応答、演劇など観客を巻き込んだ発表があって、イベントがとても楽しかったです。 |
ボディランゲージ、ジャスチャー、文字、絵など多くのツールを使って自分の考えを伝える姿勢の重要性を認識できました。 |
鹿児島大学の学生とは研究分野が異なるため、新たな視点を見つけることができました。このつながりを大切にしていきたいと思います。 |
グループメンバーのアイデアと物事をやり遂げる能力に驚きました。国際的なやりとりがこの興味深いイベントを生み出したと思います。 |
ゼミ生からのコメント「国際交流で気づいたこと」(一部抜粋) |
2ヶ月間、テレカンで話し合いを重ねてきて、実際に会ったのは本番のたった一回だけなのに、別れる時に寂しくなったことに少し驚きました。 |
卒論テーマであるダイエットに関する考え方や捉え方が、国によって大きく異なるのではないかという推測を立てることができました。 |
国際比較の対象を設定する段階において、インタビューやその他調査で明らかにしたいことを明確にしておくことが重要だと学びました。 |
初めて会った他大学の学生や留学生と一緒に、2ヶ月にわたり、creativeなものを作るというのは、なかなかない経験でした。 |
2年生だけでの活動がはじめて行われ、親睦を深め、2年生の協調と協力が想像以上の成果を生んだことは、大きな収穫でした。 |
海外の人を未知の相手として萎縮する必要はなく、身近に感じてよい存在だと感じられました。 |
お互いを知り、役割を決め、その人にしかできない仕事を託すことによって信頼し合える関係となり、チームワークを高めることができました。 |
組織には、リーダーシップとフォローシップの両方が大切で、さらにそのバランスも重要で、全体を見る力をつけられました。 |