自治体政策論ゼミが “フードドライブ” ボランティアに参加
自治体政策論ゼミ(崎野ゼミ)は、令和7年11月2日に白波スタジアムで開催された「鹿児島ユナイテッドFC VS 松本山雅FC」戦の会場で、使う予定のない食品を提供いただき、子ども食堂へ寄付する“フードドライブ” に、参加しました。
これは、鹿児島をスポーツで盛り上げよう!食品ロスを解決しよう!地域のみんなで子ども食堂や地域食堂を応援しよう!というコンセプトで実施されたものです。
ボランティア実施前には、テレビ報道による広報活動に参加し、当日は、試合会場前に設けられたブースにおいて受付作業を行い、サポーターなどから寄せられた食品を受け取りました。
また、11月4日のゼミでは、フードドライブに関連し、子ども食堂を支援している団体「たくして」、県子ども福祉課、かごしま子ども・若者総合相談センター、当該ボランティアを企画したKKB鹿児島放送から講師をお招きし、広く子どもに関わる取り組みについてお話を伺い、グループに分かれてディスカッションを行いました。
今回の取り組みを通じて、県内における子どもや若者に関する取り組みを幅広く学ぶことができました。
学生の感想
フードドライブのボランティアを通して、自分が思っているよりも多くの人がメディアの広告情報等にも耳を傾けて関心を持ち、実際に行動に移していることを知った。
フードドライブとイベントを掛け合わせた取り組みは、フードドライブで食品ロスを減らすだけでなく、イベントに来た人たちにフードドライブという取り組み自体を知ってもらうきっかけにもなり、良い循環が起こっていると感じた。
子ども食堂について、子どもの貧困対策と孤立の防止の二軸で取り組んでいるというお話が印象に残った。
ヤングケアラーは子ども自身が自覚しにくく、他の課題とも結びつきやすい複雑な問題だと感じた。