ツミツミを開催
2025年1月9日(木)、午後6時10分から、社会学を学ぶゼミ生14名が、コワーキングスペースHITTOBEにて「ツミ突破過程共有サロン(略称:ツミツミ)」を開催しました。本イベントは、ゼミ生が主体となり、企画から運営までを自ら手がけ、創造的かつ挑戦的な取り組みを行いました。統括を担当したのは、荊原佑典さんと永田姫菜さんでした。
ツミツミでは、ゼミ生14名が7つのチームに分かれ、ゼミ生が10月から取り組んできた「五百縁喜画」プロジェクトの成果を発表しました。5つのテーブルに分かれ、3回にわたるテーブルトーク形式で進行しました。単なる成果報告にとどまらず、各チームが直面した課題や行き詰まり(ツミ)をどのように乗り越えたのか(突破)のプロセスを中心に共有。リラックスした雰囲気のなかで話し合いが展開されました。リモート参加のゼミ生を含むチームは固定のテーブルで3回すべて発表を行い、他の6チームは自分たちの報告を終えた後に、積極的に他チームの発表を聞きました。
チームごとの活動報告の資料は、ゼミ公式Instagramのプロフィールにて、ハイライトの「ツミツミ0109」でご覧になれます。
また、本イベントではリモート形式を取り入れ、対面参加者と遠隔参加者がシームレスに同じテーブルを囲み、話し合いに参加できる環境を実現しました。リモート参加者が孤立感を抱くことなく、まるで同じ空間にいるかのような自然な対話が行われ、距離を超えた交流の新たな可能性を示しました。この取り組みを通じ、ゼミ生は、卒業論文の執筆に向けて視野を広げました。
参加された社会人からは、「こういった学問があるのか!という発見もあり、・・・(中略)・・・非常に興味深く思いました。自由度高いテーマの中での主体性発揮や、利害関係が薄いなかで人を動かす経験をされている学生さんもおり、印象的でした」というコメントをいただきました。
終了後、ゼミ生の市来里那さんは「『このような経験ができるのが羨ましい。社会に出てから絶対に役に立つ』という社会人の方の言葉が、非常に印象に残りました」と述べました。