トークイベント「制作・キュレーション・批評」を開催

2月8日(木)に原田真紀氏(インディペンデント・キュレーター)と木浦奈津子氏(画家)をお呼びし、昨年に熊本市現代美術館で開催された展覧会「遠距離現在」展を一つの焦点として、トークイベント「制作・キュレーション・批評」を行いました。

イベントの前半では、原田氏、木浦氏、本学部の太田純貴准教授(多元地域文化コース)が登壇しました。原田氏からはコロナウイルスによるパンデミックの前後における展覧会の動向・様子・意義について、「遠距離現在」展含む複数の事例に即しながら、お話しいただきました。木浦氏からは、「遠距離現在」展の出展作家という観点から、展覧会と作品の関係等についてお話しいただきました。太田准教授からは、メディア論的見地からの「遠距離現在」展の位置付けや射程について話題が提供されました。

イベントの後半では、本学部地域社会コースの3名の学生(3年生2名、2年生1名)を特定質問者に迎えて、登壇者とディスカッションを行いました。その後は、上記学生による仕切りのもと、会場全体でディスカッションを行いました。

大変充実した議論となりました。平日にも関わらず、学内外からご参加いただきましたみなさまに御礼申し上げます。

このトークイベントには教育学部の清水香准教授からもお力添えをいただきました。