人文学科の大和高行教授が代表を務める鹿児島近代初期英国演劇研究会が翻訳書を出版しました。
人文学科で「イギリス演劇研究」などを担当する大和高行教授は、シェイクスピア研究者として知られています。
その大和教授が、鹿児島近代初期英国演劇研究会 大和高行・小林潤司・山下孝子・丹羽佐紀・杉浦裕子 [訳]『近代初期イギリス演劇選集』(九州大学出版会、2023年)ii+595頁、ISBN: 978-4-7985-0344-8, 定価:本体6,000円 (税別)を出版しました。
目次は、以下の通りです。
「まえがき」大和高行
序論「シェイクスピアへの大いなる助走――黎明期の近代初期イギリス演劇」小林潤司
『ゴ-ボダック』トマス・ノートン/トマス・サックヴィル 作(1565年)小林潤司・丹羽佐紀・山下孝子・大和高行・杉浦裕子 訳
『ゴ-ボダック』解説 小林潤司
『キャンバイシーズ――ペルシャ王カンビュセスの生涯』トマス・プレストン 作(1569年?)山下孝子・大和高行・丹羽佐紀・小林潤司・杉浦裕子 訳
『キャンバイシーズ――ペルシャ王カンビュセスの生涯』解説 山下孝子
『アーサ-王の悲運』トマス・ヒューズ 作(1587[1588]年)大和高行・小林潤司・山下孝子・丹羽佐紀・杉浦裕子 訳
『アーサ-王の悲運』解説 大和高行
『ダビデとバテシバ』ジョージ・ピール 作(1594年)丹羽佐紀・山下孝子・大和高行・小林潤司・杉浦裕子 訳
『ダビデとバテシバ』解説 丹羽佐紀
「英国ルネサンス演劇の訳書について」大和高行
参考文献
初出一覧
あとがき 大和高行
なお、こちらのサイトで新刊案内が読めます。