兼城糸絵准教授の分担執筆した学術書が優等賞を受賞

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2022.10.25

人文学科多元地域文化コースの兼城糸絵准教授(文化人類学)が分担執筆した『百年往返:走訪客家地區的日本學者』(中国語)が2022年国史館台湾文献館奨励出版文献書刊・優等賞を受賞しました。同書は、台湾や香港、中国大陸等で客家研究を行った14名の研究者の業績を紹介した論文集です。兼城准教授はこのうちジャーナリスト出身の研究者による客家研究を紹介した上で、その意義について論じています。

国史館台湾文献館は台湾の歴史・文化に関する研究を推薦・収集している研究機関で、毎年優れた出版物を表彰しています。昨年台湾で数多く出版された学術書の中から優等賞は8冊しか選ばれておらず、同書に対する高い評価が窺えます。

受賞作:『百年往返:走訪客家地區的日本學者』