「まちづくり論」受講生による政策提言発表会が開かれました
9月29日(木)11時から11時45分まで、鹿児島市役所本館講堂にて法文学部生による政策提言発表会が開催されました。発表を行ったのは前期のアドバンスト科目「まちづくり論」の受講生で、8月の市役所インターンシップに参加した学生です。
前田優羽さん、内田夏鈴さん、宮屋敷優太さんの3名は「8・6(やろー)防災~8・6水害から30年 過去を学び、未来へ活かす~」として、過去の水害の経験が風化し、とりわけ若者の間で危機意識が低下している状況を踏まえ、小学生とその保護者を対象にした夏休み1日防災教室を提案しました。防災授業だけでなく、防災グッズ作成や非常持ち出し品のチェック、防災専門アドバイザリーとの市内散策など、予算や時間配分を含めて綿密な計画が立てられており、市の危機管理課の担当者から「インターンシップで学んだ成果があらわれており、シミュレーションがよくできている」との評価を受けました。
満田菜月さんは「桜島地域の学校統合に伴う学校跡地再活用についての提案」を発表しました。ここ数年で廃校となる予定の桜島地区の小中学校8校のうち2校を子どものためのリクリエーション施設と青少年向けのスポーツ合宿や宿泊研修施設として活用するという内容で、実際に現地を視察し、桜島の住民の意見を聞き取りながら、廃校活用の可能性と課題をまとめた点など、桜島総務市民課の担当者から高く評価されました。
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