2022年度第1回社会教育学ゼミ合同卒論中間発表会を開催(地域社会コース)
7月16日(土)に地域社会コースの小栗・金子・農中・酒井が、
対面とオンラインを併用した発表会では、自ら発表を希望した総勢
参加した学生からは以下のような感想が寄せられました。
学生A
前期「演習」での2度の発表で先生や他の学生からもらった質問や意見を参考に発表にのぞみました。当日の発表では、 研究題目、研究の前提部分や研究の方向性、研究における私のポジ ショナリティ、事例研究をどう取り扱うのか、インタビュー調査で 得られるであろう個人の語りを客観的に見るための条件設定等、研 究を進めていく上で大事にしなければならないことを、先生だけで なく参加した皆さんからも指摘していただけました。
発表会全体を通して「卒論研究は皆でやっていく」という意識の有り難みを感じましたし、研究への関心の深まりとその楽しさを実感 できたとも思います。
学生B
指導する先生によって、卒論の進め方も違うなと感じました。実際に自分が発表し、今の自分に足りない部分を指摘してくだ さり、やるべきことがより明確になってきたと感じました。特にわ たしはあまり深い先行研究ができていなかったので、似たような研 究をしている方を教えてくださったのはとてもありがたかったです 。他の人の発表を聞き、質疑応答がなかなかできなかったので、常 に疑問を持ちながら話を聞くようにしたいなと思いました。夏休み にインタビューをするので、どのような質問をしていくのかを夏休 みに入るまでに考えていけたらと思います。
学生C
テーマがまだ抽象的なままの発表となり不安でしたが、先生方から優しく、ためになるアドバイスを頂きました。フィールド を市に限定するのではなく、県に広げることや、1つの団体に拘ら ず広い視野で研究を進めることを今後考えていきたいと思っていま す。また、他のゼミ生と比較して足りなかったと感じたことは、「 先行研究の批判的検討」です。上野千鶴子『情報生産者になる』に おいて、オリジナリティを出すためには、研究の穴を見つけること が大切だと学びましたが、先行研究を批判的に検討することで、研 究の上書きを図ることもその1つの方法だと感じました(表現が適 正か分かりませんが…)。また、Aさん(卒論対象者)に本日イン タビューをさせて頂き、抽象的だった問いが具体的になりそうな気 がしてます!!とりあえず行動してみると得られる物は大きいと感 じました。
第2回社会教育学ゼミ合同卒論中間発表会は10月22日を予定し