奄美市の生涯学習講座に法文学部が企画する「名瀬で学ぶなぜなぜ大学」が開講中!
法文学部では、今年度はじめての試みとして、奄美市教育委員会が主催する生涯学習講座に「名瀬で学ぶなぜなぜ大学-ぶんけいかがく講座」と題する連続講座を企画・提供することになりました。
本講座は、昨年12月に松田忠大法文学部長らが奄美大島を訪問した際に、奄美の方にもっと法文学部のことを知って頂きたい、何か一緒にできることはないか、という問いかけから実現した企画です。
奄美市の生涯学習講座には、毎年100近い多彩な講座が提供されており、奄美市の老若男女が年間を通じて学び、市民の交流の機会となっています。
今回の講座企画は、奄美市で長年実績のある生涯学習講座に法文学部枠をつくっていただき、他の講座と横並びの講座として参加させてもらうことを大切にしました。その理由は、大学教員の話を特別なものとしてではなく、市民にとって身近にある学習機会の一つとして、親しんでもらいたいと考えたからです。
講座は、奄美市の名瀬市街にある奄美市市民交流センターと大学キャンパスとをオンラインで結び、実施しています。
初回となる本年度の講師には、6月の原田いづみ教授の「ジェンダーと法」を皮切りに、農中至准教授(7月)、林田吉恵教授(8月)、藤内哲也教授(9月)、松田忠大教授(10月)、石田智子准教授(11月)、山﨑真理子准教授(12月)、馬場武講師(1月)の全8回開講されます。
今回の講師は、2020年度と2021年度に取り組んだ「世界自然遺産候補地・奄美群島におけるグローカル教育研究拠点形成」事業に参画した教員を中心に5つのコースから話題を提供しています。なお、講座のコーディネートを小栗有子准教授が務めています。