考古資料の三次元計測をはじめました
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考古学や埋蔵文化財の分野では三次元データの利活用が近年急速に進んでいます。そのため、従来の調査・研究技術に加えて、最新技術を理解し、活用方法を学ぶことも重要です。
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このたび鹿児島大学埋蔵文化財調査センターに3Dスキャナが導入されました。そこで、センターのご協力を得て、「考古学実習2」で考古資料の三次元計測を実践しました。まず中村直子教授に三次元計測の基本的な考えかたや計測にあたっての注意事項をご説明いただきました。次に、学生で分担して、計測や画像編集を行いました。TAの大学院生による適切な指導のおかげで、試行錯誤しながらも自分で判断して操作する技術が身につきました。三次元データがうまくできた時には歓声があがるなど、楽しみながら学ぶことができました。
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