第二期社会教育学ゼミ合同卒論発表会
2022年2月24日(木)に地域社会コースの小栗・金子・農中・酒井が、学生自身の卒論(特殊研究)の成果の確認及び学生同士の横のつながりの確認を目的に、第二期社会教育学ゼミ合同卒論発表会をオンラインで開催しました。
発表会は卒論のテーマごとに6つのラウンドにわかれ、1ラウンド(約1時間)を3人で構成し、報告(8分)・質疑(7分)ののちに、学生司会による10分間の総合討論の時間を設けました。
総勢18名による学生報告・質疑と学生主導の総合討論は盛り上がり、参加した教員をうならせる問いかけや学生同士のやりとりも一部見られました。教員からは「調査等でお世話になった対象者にしっかりと結果や内容を伝えてほしい」「卒論と向き合った経験をぜひ自分事としてつないでもらいたい」等のコメントが寄せられました。
参加した学生からは以下の感想が寄せられました。
全体的に聴いていた感想として、中間発表会に参加した学生とそうでない学生の間には質疑応答の受け答えのスムーズさに大きな違いがあり、顔馴染みのあるメンバーだと学生同士の総合討論でも有意義な意見交流ができる雰囲気になりやすい気がしたので、少しずつでも発表の機会を重ねていくことは重要なんだなと思いました。
発表をしてくれた学生の中には、問いと答え・テーマと結論にズレが生じてしまったという人もいて、このことは自分も書いている中で感じていた悩みでもあるので、調査・執筆する際に本筋を外れないようにするためにも、「自分なりの問題意識は何か」と考え続けたいと思います。
また、インタビューを重ねた卒論は、結論がどうあれ世の中への還元や記録という点で一つの研究成果と言える反面、それに甘んじて考察が疎かにならないように気をつけたいとも思いました。