第3回さつま町多文化共生推進協議会に参加

教員:
2021.6.18

6月15日(火)に酒井ゼミ有志の学生が第3回さつま町多文化共生推進協議会に参加しました。

協議会は会長である酒井が総合進行役となり、現在策定中の多文化共生推進基本計画素案についてワークショップ形式で議論しました。

本会にはさつま町で働く外国人技能実習生も飛び入りで参加し、さつま町で生活する際の苦労話等も交えながら終始和やかな雰囲気で進められました。

参加した学生からは「会全体が日本語のわかる日本人の参加を前提として設計されていたため、技能実習生の参加が十分ではなかった。もっと外国人当事者の生の声が聞ける環境を醸成できたら良かった」等の指摘や、「計画素案には『キーパーソンの育成』とだけ挙げられていたが、キーパーソンの能力やその役割は外国人受け入れ企業・外国人当事者・地域・行政という立場によって変わるため、そこの議論をもっと丁寧に行う必要がある」等の意見も出されました。

今後も酒井ゼミは当計画に関わっていく予定です。