広報たるみず1月号でゼミ活動が紹介されました
垂水市の広報誌、広報たるみずの令和3年度1月号にて、心理学コースの生涯発達心理学ゼミの活動が紹介されました。
生涯発達心理学ゼミでは、学外活動として、さつま町で行われている認知症カフェに参加し、高齢者の皆さんと交流を深めてきましたが、新型コロナウイルスの感染が拡大してきた3月以降、当面の間、認知症カフェへの参加を見合わせることになりました。しかし、学生との交流は高齢者の皆さんにとって、良い刺激となるという感想を頂いていたため、感染を回避しつつ交流を継続する方法はないか検討した結果、今回の広報誌に掲載されているように、手紙をやり取りすることで交流を継続することにしました。
直筆で手紙を書くことは、手先の刺激にもなりますし、書く手紙の内容について考えたり、学生からの便りを読んだりすることは、脳機能、特に前頭前野を活性化させる良い認知的刺激になると思われます。また、交流を継続することで、外出機会の減少による孤立感の高まりを多少ではありますが軽減することが期待されます。
学生にとっても、地域の皆さんにとっても、今後の事が見通しにくい状況ではありますが、当ゼミでは、また対面で交流することが出来るまで、手紙での交流を継続していきたいと思っています。