法経社会学科の日野道啓准教授が「日本貿易学会賞」を受賞しました
法文学部法経社会学科経済コースの日野道啓准教授が「日本貿易学会賞(令和元年度・著書の部)」を受賞しました。日本貿易学会賞は60年以上の伝統と実績を誇る日本貿易学会で最も権威のある賞で、三人の審査員全員から最高の評価がなければ授与されません。
対象となった著作は『環境物品交渉・貿易の経済分析−国際貿易の活用による環境効果の検証』です。本書は、環境に優しい財である環境物品に焦点をあて、国際的な普及を目指す環境物品交渉およびその国際貿易の実態と意義について研究したものです。概要としては、日本の省エネ家電を普及させることでどのような効果がもたらされるのか、またその普及を実現するために必要な点と注意すべき点等について、分析しています。
日野准教授は、「非常に光栄であり、このような評価をいただいたことに深く感謝します。これを励みにして、今後もさらに頑張るつもりです」と述べています。