2024年度「まちづくり論」鹿児島市長を招いて「市長と語る会」を開催
法文学部アドバンスト科目「まちづくり論」では、7月18日(木)に下鶴隆央鹿児島市長を招いて「市長と語る会」を行いました。
学生たちは、これまでの講義において、本市のまちづくりの現状や課題について各担当部署による講義とワークショップ、プレゼンテーションを積み重ね、現地視察などを行ってきました。これらの学習や調査を踏まえ、この度、受講生21名が5つのグループに分かれ、市長への政策提言に臨みました。地域振興に関するもの、6次産業化の取組に関するものについて、各グループよりプレゼンテーションが行われました。
下鶴市長からは、SNSの活用など学生ならではのアイデアに関心を示す場面や実現のための具体的な課題について鋭い質問や意見が出されました。
また、提言後には、市長との自由な意見交換を行いました。鹿児島の大学生に求めることやサッカースタジアム構想など、学生からの率直な質問一つ一つに丁寧に回答いただき、活発な意見交換となりました。
最後に下鶴市長から、「社会は若い皆さんの熱意とアイデアに期待している。学生であるということを最大限に生かして、色々なことにチャレンジして欲しい。」とコメントをいただきました。政策提言を終えた法文学部2年生の吐師みのりさんは、「地域の課題を自分事として捉える力がついたので、将来に生かしていきたい。」と話しました。
リアルな行政の課題や地域課題に触れて沢山学び、これからの鹿児島を若さと豊かな感性で盛り上げてくれることが期待されます。