『〈内戦〉の世界史』を出版
人文学科多元地域文化コースの細川道久教授(西洋史・カナダ史・イギリス帝国史)が共訳したデイヴィッド・アーミテイジ著『〈内戦〉の世界史』(岩波書店、2019年)が刊行されました。
本書は、古代ローマから現代まで、2000年にわたる「内戦」の意味・世界観の変遷をたどった、壮大な思想のグローバル・ヒストリーの書です。著者はハーバード大学教授で、邦訳も多数あり、これまで細川教授は、その大半の翻訳にたずさわってきました。『独立宣言の世界史』(ミネルヴァ書房、2012年)、『思想のグローバル・ヒストリーーーホッブズから独立宣言まで』(法政大学出版局、2015年)、『これが歴史だ!――21世紀の歴史学宣言』(刀水書房、2017年)。