「学生とともに考える鹿児島のしあさって」を開催

教員:
2024.2.2

2024年1月20日にかごしま県民交流センターにて「学生とともに考える鹿児島のしあさって」を開催しました。本企画は、かごしま県民大学中央センターの「生涯学習県民大学講座」の一環として酒井ゼミが企画運営にたずさわったものです。

学生の感想

学生A
「高校生が来るなら彼らの居心地が良いようにしたい!」「大人も来るから彼らのグループを作って、どんな考えを持っているのか聞いてみたい」「登壇者の発言をその場で可視化していっては?!」など、意見を出し合いながら企画していくのはとても難しく、楽しかったです。
当日は高校生や大学生が参加してくれたのが印象的で、自分の生活にある大人の存在や大人との関わり方について考える機会にもなっていたように感じました。
生涯学習講座担当の松元さんやゼミの先生と同期・後輩たち、なにより参加者とみんなで作り上げた素敵な空間だったと思ってます。ありがとうございました。

学生B
学生に向けた講座を一からつくるということで、講座の内容・構成や学生が話しやすい場作り、登壇者の人選など考えることが多く、非常に難しかったです。直前まで内容や構成を練っていたのですが、続々と高校生の参加の知らせが入り、モチベーションになったのを覚えています。
当日、自分はグループワークの際にファシリテーターを務めたのですが、自分のグループに1人で参加したという高校一年生の子がいて、それだけでも驚きなのに、積極的に話し合いに参加してくれている様子を見て、その勇気に心打たれました。
今回大学県民講座に企画立案から携わるという貴重な経験をさせていただいて、非常に良い刺激を受けました。生涯学習講座担当の松元さんやゼミの先生や学生、そして参加者のみなさんのおかげで素晴らしい時間を作り上げることができたと思います。本当にありがとうございました。

学生C
企画の段階で、ゼミや講義で学んだファシリテーションや場の作り方など自分たちで考えながら、いい空間を一緒に作っていこうという空気感がとても素敵だった。
私自身、大人という存在に一線を引く気持ちがあったのだが、今回の経験を通して、大人から仲間になることを味わえたと思う。一緒に何かを作り上げることは、相手を知ることの重要な一つになると思った。

学生D
今回は企画の段階から講座を考えるという貴重な体験をすることができた。高校生や参加者の方たちが緊張せずに気軽に話しあう空間を作るにはどうすれば良いのか考えるのは難しかったがゼミのみんなと何度も話し合いを重ねてアイスブレイクの仕方を工夫するなどして講座本番では話し声や笑い声の絶えない心地よい空気感を作り出すことができたのではないかと思う。
大人と若者との関わり方についてグループで話し合うという生涯学習講座ならではの経験ができた。私はこれまでに大人との関わり合い方について考えたことはなかったが、大人と若者が互いに寄り添いあうことが大事なのではないかとこの講座を通して思うようになった。

学生E
正直参加者が集まるか不安だったが、予想以上に多くの高校生や大学生が参加してくれて嬉しかった。当日も、事前にゼミ生で話し合っていた「参加者が緊張しにくい・話しやすい場をつくりだす」ことができたのではないかと思う。
グループワークではもう少し内容を深めることができたのではという反省点もあるが、まずは若者が議論するというあの場をつくれたことは良かったと思う。登壇者のお話やグループワークから、大人と子どもは一線をひいてしまいそうだが、互いに歩み寄る姿勢が大事だと感じた。

※イベントポスターは井原ゼミ3年京田綾乃さんが作成しました。