高大連携:国分高校SSH事業「サイエンス研修」
鹿児島大学法文学部は、鹿児島県立国分高等学校が取り組むスーパーサイエンス・ハイスクール(SSH)事業と高大連携活動をしています。2023年11月17日(金)、「サイエンス研修」として、国分高校1年生の生徒のみなさんを対象に、人文学科多元地域文化コースの尾崎孝宏教授と法経社会学科法学コースの三上佳佑助教が特別授業を行いました。
尾崎教授は、法文学部の紹介を行った後、「異文化理解の方法:モンゴルを例として」と題した講義を行い、自身の調査地であるモンゴルを題材として異文化の定義、異文化理解の方法と意義について解説しました。
三上助教は、法律学の特徴や面白さ、「法曹養成連携プログラム」についての説明を通して、法経社会学科法学コースでの学びから、人生における多様なキャリアを開拓できる可能性があることを説明しました。また、専門の憲法学・フランス憲政史についてのレクチャーを通して、混沌とする社会情勢の中で、常識や権威とされていることを鵜呑みにせず、常に分析的なまなざしを持つことが大切であると強調しました。
生徒のみなさんは、たいへん熱心に受講され、有意義な時間となりました。