ハインツ=ヨアヒム・ドレーガー『図解リューベック ハンザ都市の文化史入門』を出版
法経社会学科地域社会コースの中島大輔教授(ドイツ都市文化史)が『図解リューベック ハンザ都市の文化史入門』(朝日出版社、2022年3月)を翻訳・出版しました。
この本は世界遺産のハンザ都市リューベックを都市の成立から発展、市壁や市門による都市の防衛、教会の建築と構造、数字に秘められた宗教的象徴、煉瓦ゴシック様式の商家の内部と建築様式の変遷、市場の営みなどから、楽しく分かりやすく図解しています。
中世から近世にかけて仲介貿易で繁栄をきわめたハンザ都市リューベックの市民生活が生き生きと浮かび上がる、美しく楽しい文化史入門となっています。
著者と親交のあった訳者はこれまでに『トーアシュトラーセ 街並みに見るハンザ都市の歴史』(2013年)、『中世ハンザ都市のすがた コグ船と商人』(2016年)を翻訳しています。
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*6月4日の毎日新聞「今週の本棚」と6月27日の読売新聞夕刊「歴史を学ぶ本 昔の暮らし 見て楽しむ」、7月9日の南日本新聞「みなみの本棚」で紹介されました。