川内高校で出前授業を実施しました。

教員:
2021.12.17

令和3年11月15日(月)に、鹿児島県立川内高等学校で「地方創生(地域活性化)」をテーマに出前授業を実施しました。

少子高齢化へ的確に対応し、人口減少を食い止め、東京への過度の一極集中を是正することを目的として始まった「地方創生」に関する政策の枠組みを説明するとともに、南九州市や薩摩川内市甑島など、実際に鹿児島県内で地域資源を生かした地域活性化の取組を行っている事例を紹介しました。

今後の社会を担っていく高校生が、地域に改めて目を向け、持続可能な活力ある地域社会を作っていくために何をすべきかを考えるきっかけにしてもらえればと思います。

受講後の感想

「地方創生」という言葉はニュースや新聞で耳にしても、自分には関係ないことのような印象を持っていたが、人口減少や出生率の低下などの問題はとても身近な問題であり、それに直面するのはまさに自分たちの世代であることを知り驚いた。地域活性化は、まず住んでいる自分たちが関心を持ち、自分たちのこととして考えることが第一歩なのではないかと感じた。

人口減少や東京圏への一極集中の現状をグラフなどを通して理解することができ、今後どうしていくべきかについて考えさせられた。地域資源を知り、人を巻き込み、続いていく仕組みづくりが大事だと感じた。

いろいろな企業や会社が相互に連携・協力して地域に必要なサービスを提供することが決して簡単なことではないと思う。私が社会人になったときには、率先してこのような活動を行い、地域の人々の役に立ちたいと強く思った。

自分が住んでいる地域は過疎化が進み、高齢者の割合も大きいので、今後どのようにしていくべきか、若い世代である自分たちが考えなければならないと感じた。