Zoomで国際交流ゼミを実施
2020年7月16日の午後4時から、法文学部の片桐資津子教授が担当する社会学ゼミは今期の集大成として、国際交流Zoomゼミを開催しました。テーマは「ウィズコロナ時代におけるグローバル資本主義の可能性と限界を考える」でした。
詳しくは、下記リンク先のページ(鹿児島大学公式ウェブサイト)をご覧ください。
【法文学部】社会学ゼミの学生7名がZoomで国際交流
以下、このWebレポでは、国際交流ゼミ開催までの舞台裏の一部を紹介します。
今期、ゼミ生たちは“オンライン・ディスカッション力”と“SNS発信力”を高めるトレーニングをしました。
前者のオンライン・ディスカッション力を身につけるため、コロナ禍とグローバル資本主義から私たちの生活や人生が受ける社会学的影響について毎週議論しました。テキストとして輪読した『韓国 行き過ぎた資本主義――「無限競争社会」の苦悩』(金敬哲、2019年、講談社現代新書)からは、日本よりも急速に圧縮成長を遂げた韓国の人びとの生活や人生の一端を学びました。
さらに後者のSNS発信力を高めるため、ゼミ生が毎週分担して、ゼミTwitterで各回の活動内容を発信しました。ツイートと画像でわかりやすく表現するための練習になりました。
【ゼミTwitterはこちら】
さて、ここで今回の国際交流ゼミで、私たちが参加者全員の緊張感をほぐすために実施した“Zoomパズル”について紹介します。この遊びは通常のZoomゼミ活動でひらめいたもので、Zoom画面においてマスゲーム的な表現をするものです(詳細はゼミTwitterをご覧ください)。Zoomの画面上では、その時にならないと、どのメンバーがどこに配置されるかわかりません。写真撮影をする人の画面から見て、そのときの状況によって各人が表示するべき画像が決まります。
この遊びのネーミングについても、ゼミ生からさまざまな案が出されました。Zoom文字パズル、Zoomソートパズル、Zoom文字アレンジメント、ワードアレンジメント、Zoom文字整列、Zoom文字配置等。結局のところ最もシンプルな“Zoomパズル”に決まりました。
今回の国際交流ゼミに向けて、画像制作もすべてゼミ生が行いました。準備万端で臨みましたが、実際は写真のようになりました。
国際交流ゼミが終わってから気づいたのですが、写真にあるように、Zoomパズルで撮影したデジタルの“ジ”の画像の文字が反転していました。しかし参加者からは「逆に面白い」(車)、「いい味だしています」(林)という声もありました。