イタリア学会第67回大会を開催しました

教員:
2019.10.30

 1026日(土)、鹿児島大学郡元キャンパスにて、イタリア学会第67回大会を開催しました。

 午前中は共通教育棟1号館の2教室で、イタリアの歴史や文化に関する10本の研究発表が行われ、活発な議論が展開されました。

 午後は稲盛会館キミ&ケサメモリアルホールに会場を移し、4名のゲスト・パネリストをお招きして、公開特別シンポジウム「火山の記憶ナポリと鹿児島」を行いました。このシンポジウムでは、桜島を擁する鹿児島とヴェスヴィオ山を望む姉妹都市ナポリを比較しつつ、火山との共生や防災、噴火の歴史やその「記憶」化、さらには火山がもたらす風土やそこに形成された文化など、多様な視点から火山と都市との関わりについて報告がなされ、学会員のほか市民の方々や大学関係者にも多数ご参加いただき、盛況のうちに幕を閉じました。