【重要】新型コロナウイルス感染防止に関する学部長・研究科長メッセージ

法文学部・人文社会科学研究科の学生のみなさん

令和4年4月8日
法文学部長・人文社会科学研究科長
松田 忠大

 人数の多寡を問わず、長時間にわたる複数人での会食、カラオケなどにより、新型コロナウイルスへの感染リスクが高まることは皆さんもご存じのことと思います。それにもかかわらず、年度末に、多くの学生がこうした行動をとったことにより、鹿児島大学では、4月1日から4月7日までのわずか1週間に、110名の学生が新型コロナウイルスに感染したことが判明しました。このことは、本学が、教育研究活動の継続について危機的かつ深刻な状況に直面していることを示しています。
 本日より新年度の授業が開始されましたが、鹿児島県内および本学の感染状況を踏まえ、法文学部・人文社会科学研究科では、4月8日(金)から4月14日(木)までの1週間、学生および教職員の健康観察を目的として、一部の授業を除き遠隔授業を実施すること決定し、すでに、皆さんにもこのことを通知しているところです。
 オミクロン株への感染は重症化を招かないとの認識から、自分は「感染しても大丈夫」、「十分な感染対策をとる必要はない」と考えている学生もいるかもしれません。若くて健康な人は重症化することはなくても、みなさんの周囲の基礎疾患を有する人や高齢の人が感染すれば、重症化して、最悪の場合には死に至ることもあるのです。新年度の授業開始にあたり、このことを再度認識していただき、自分だけでなく、周囲の大切な人を守っていただきたいと思います。
 また、対面形式を基本とした、通常の教育研究活動等を行うには、本学学生の感染者数を大幅に減少させなければなりません。そのためには、「意識的に感染リスクの高い行動避ける」という学生のみなさんの協力が不可欠です。できるだけ早く、通常の教育研究活動を再開させるためにも、基本的な感染対策を厳守していただくようお願いします。