【学生・保護者の皆様】5月21日以降の法文学部における授業の実施方法等について

                           令和2年5月20日
法文学部の学生・保護者の皆様
                          法文学部長 松田忠大

5月21日以降の法文学部における授業の実施方法等について

5月20日(水)に法文学部ホームページにおいて通知がありましたように、法文学部では、前期中は、引き続き遠隔方式で授業を実施いたします。その主な理由は、対面授業の実施にあたり、いわゆる「3つの密」を回避するための教室確保が困難なためです。また、部分的に対面授業を実施した場合における遠隔授業と対面授業の混在による混乱も回避しなければなりません。なお、学外実習、期末試験、夏期集中講義、夏期休業中の補講等については、今後、大学全体の方針に沿って対応を検討します。対応が決まり次第、改めてお知らせいたします。

新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、法文学部では、年度当初より、すべての授業を遠隔方式で実施する対応等をとって参りました。また、学生の皆さんへの対面での対応を控え、学生の皆さんによる法文学部棟内のスペース利用なども制限しております。遠隔方式での授業の実施、大学内での人と人との接触を極力回避するための方策は、すべて、学生および教職員の安全確保・健康維持のためのものです。法文学部では、こうした状況下にあっても、学生の皆さんに大きな不利益が生じないように、できる限りの支援・配慮を行っています。たとえば、通学拠点でのインターネット環境が十分でなく、遠隔授業の受講に著しい支障が生じている学生には、5月7日以降、法文学部棟の指定した教室において遠隔授業を受講できるようにしています。

5月14日に、鹿児島県は緊急事態宣言の対象地域から除外されましたが、鹿児島大学では、今後も「3つの密」の回避をはじめとする様々な対応が求められています。本学の具体的な対応については、鹿児島大学ホームページ掲載の「緊急事態宣言解除を受けての今後の対応について」をご覧ください。学生の皆さんには、引き続き、ご不便をおかけすることになりますが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、ご理解とご協力をお願いいたします。なお、学生の皆さんにおいて、遠隔授業や健康上の不安や問題が生じた場合には、遠慮なく、担任または指導教員、法文学部学生係に相談してください。個別的な対応を含め、可能な限り、学生の皆さんの不安の解消、問題の解決に努めて参ります。