2022年度「まちづくり論」 鹿児島市長を招いて「市長と語る会」を開催

法文学部アドバンス科目の「まちづくり論」では、7月21日(木)に下鶴隆央鹿児島市長をお招きして「市長と語る会」を行いました。

本年度の「まちづくり論」では、桜島支所、魚類市場、危機管理課のそれぞれの部署による講義とワークショップ、学生によるプレゼンテーションを積み重ねてきました。桜島支所に関するプレゼンの準備では学生自ら桜島フェリーで現地に渡り、聞き取り調査を行うなど、授業外での準備にもかなりの時間を割いていました。

チームC‘「8・6豪雨と防災」
ちーむ びーふしちゅー「さくらじま乗合タクシー導入による桜島地区の交通・買い物弱者支援策」

これらの授業での学習や経験を踏まえて、5つのグループが市長を前にして具体的な政策提言を行いました。桜島地区の交通弱者対策と廃校の利活用、魚類市場に関連して給食事業と連携した魚加工事業、VR体験などを含む防災イベント、防災川柳と非常食アレンジを組み合わせたイベントの5つの提言について、それぞれ5分間の持ち時間をフルに活用したプレゼンテーションが行われました。

発表を聞く受講生
講評を行う下鶴市長

下鶴市長からは、各グループの政策提言に対してかなり踏み込んだ質問や厳しい意見も出され、活発な質疑討論が展開されました。最後は市長と学生の間で自由な意見交換も行われました。

「まちづくり論」の受講生の一部は、夏期休暇中に鹿児島市役所で行われるインターンシップを通して、さらに政策提言をブラッシュアップさせていくことになっています。

市長との学生の意見交換
発表を終えて(チームC‘)