パネル展「暗やみに光を灯した人」杉原千畝 の実施報告
パネル展「暗やみに光を灯した人」杉原千畝(地域社会コース共催)が6月11日(月)に終了しました。この展示に合わせ、5月31日(木)には西谷誠氏による講演会「リトアニアの杉原千畝記念館を修復して」、6月6日(水)には中島大輔教授(地域社会コース)によるギャラリートークが開催されました。
パネル展の来場者からは「大変良い催しだと思う。このようなものをこれからもやってほしい」といった期待や感想もたくさん寄せられました。その一部を紹介します。
・杉原千畝の偉業を詳しく知ることができて良かったです。また、彼以外にもユダヤ人を助けるために行動した人々がいたことを知り、彼らについても詳しく知りたいと思いました。(学生)
・教科書では杉原千畝についてさらりとしか学ぶ機会がなく、今回の展示を通して、どういった生い立ちで、またどういった考えでビザを発行していたのかについて学びとることができました。戦争や平和について考える際には、自国からの一方的な視点ではなく、様々な視点から考えることが重要であると思いました。自ら考え、自分の信念をつらぬき、人の命を救った杉原千畝という偉大な人が日本にはいたということを誇らしく思います。(学生)
・多くの鹿大生がこの展示を見て、「誇りを持って仕事をやっていこう」という考えになったら、この展示の意味はより深いものになる。53歳の私も、将来「いい仕事をした!」と思えるように頑張りたい。(一般)