鹿児島大学法文学部「法曹養成連携プログラム」について

法文学部法経社会学科法学コースでは、法曹(裁判官・検察官・弁護士)を目指す学生のための「法曹養成連携プログラム」を開設しています。

1.「法曹養成連携プログラム」とは(※1)

法曹(裁判官・検察官・弁護士)になるための司法試験を受験するまでには、大学の学部を卒業後、法科大学院に進学し、その課程を修了しなければなりません(※2)。このため、学部と法科大学院を合わせた在学期間は6年または7年が必要となってきます。

法文学部法経社会学科法学コースの「法曹養成連携プログラム」は、原則として履修生が3年で早期卒業をして、鹿児島大学と連携をしている法科大学院の2年の課程に進学することを可能とするものです。履修内容も、大学院の学修との接続を意識した履修科目を設定し、これに応じた指導を行います。

学部と法科大学院を通算して最短で5年間の在学で法曹を目指すことができるもので、法曹を目指す学生の時間的・経済的な負担を軽減することができます。

2.連携先法科大学院について

鹿児島大学では、神戸大学法科大学院、中央大学法科大学院、千葉大学法科大学院と連携協定を締結しています(令和2年4月現在)。

連携先の法科大学院への選抜方法は、法曹養成連携プログラム履修生の場合は、「5年一貫型特別選抜」(筆記試験以外の方法で合否を判定する入学者選抜)を受験することができ、「5年一貫型特別選抜」の受験ができなかった、あるいは連携先以外の法科大学院に進学しようとする場合でも、「開放型特別選抜」(筆記試験を伴い、学業成績等と合わせて合否が判定される入学者選抜)を受験することが可能となります。ただし、特別選抜にはそれぞれ定員枠があり、法科大学院による選考が行われるため、プログラムを修了するだけで法科大学院への進学が当然に認められるわけではないことに注意が必要です。

3.教育課程

法曹養成連携プログラムの履修を希望する学生は、法学コースに1年生から在籍していることが必要です。2年次に進学の際に履修申請をすることとなり、一定の履修要件があります。

プログラム履修生は、2年次以降、担当教員の指導を受けながら、法学コースの開講科目のうち、司法試験で出題される法律基本科目(憲法、民法、刑法、商法、行政法、民事訴訟法、刑事訴訟法)を中心に体系的に履修することとなります。また、法曹志望者のみを対象に行う演習科目を履修し、法科大学院への進学を見据えた実践的指導を受けることとなります。

4.法曹を目指すみなさんへ

法経社会学科法学コースでは、このプログラムを通じて、優れた教育を実践している神戸大学・中央大学・千葉大学の各法科大学院と連携しながら、法曹を目指す意欲の高い学生を支援する教育を提供します。


※1 令和2年4月から連携法曹基礎課程(通称・法曹コース)という制度が導入されました。この法曹コースのことを、鹿児島大学では法曹養成連携プログラムとしています。

※2 例外的なルートとして、司法試験予備試験に合格すれば、法科大学院を経由せずに司法試験受験資格を得ることができます。

※3 令和5年度以降、法科大学院の最終学年在学中に司法試験を受験することが可能になります。


【参考資料】

文部科学省による連携法曹基礎課程(法曹コース)の紹介(外部サイトへ移動します)

鹿児島大学法文学部法曹養成連携プログラムに関する規則

PDFをダウンロードして見る