アクティブ・ゼミ

近年、アクティブ・ラーニング(学生による能動的・主体的な学び)に注目が集まっています。アクティブ・ゼミは、プロジェクトをベースとした学習(PBL)のスタイルを採用したアクティブ・ラーニング型の授業です。

 アクティブ・ゼミのプロジェクト・テーマは一定ではなく、その時々で相応しいテーマが取り上げられます。2017年度に新設された授業で、同年度のテーマは「インバウンドの視点、および武家屋敷群と商店街との連携の視点から、鹿児島県出水市の活性化策を検討・提言する」というものです。受講生は座学として出水市に関連する情報、インバウンドに関する情報、また地域活性化などについて知識を蓄積します。また、同時並行的に出水市にてフィールドワークを行い、実際に体験することによってのみ得られる情報を集めます。体験した感想なども、大変貴重な情報となります。最終的には、あらゆる知識の活用に取り組み、出水市活性化策の提言としてとりまとめます。「知識の蓄積」と「知識の活用」という2つの学びを駆使することにより、出水市の地域資源をより深く理解し、学生らしい大胆な地域活性化策の提言を目指します。

 なお、アクティブ・ゼミでは、留学生の受講を歓迎しています。留学生と日本人学生とのコラボレーションは、単に国際交流の意味だけに留まらず、インバウンドの視点を強力に打ち出すことにつながります。日本人にとっては特筆に値しないととらえられがちな地域資源であっても、留学生は別の印象を持つかもしれません。同様に、出水市民の目にはなかなか価値あるものとは映らない地域資源に関して、旅行者の目は素晴らしい何かを発見するかもしれません。世代間の相違もあるでしょう。留学生と日本人学生との組み合わせは、プロジェクト運営において様々な可能性に溢れていると言えます。

 なお、学生のフィールドワークに必要となる交通費、宿泊費等については、できる限りの補助を用意する方針です。また、アクティブ・ゼミは、学部横断的教育プログラムである「かごしま地域リサーチ・プログラム」(地域人材育成プラットフォーム上に置かれた教育プログラムの1つ)の探究力科目(コア科目)に指定されており、他学部生の受講を歓迎しています。

教室内でのグループ・ワークの様子
出水市でのフィールドワークの様子